2024年07月02日

もし、あした死ぬとしたら、今までの日々に 後悔はありませんか?

こんにちわ!!
今回は死について考えさせる
素晴らしい本のご案内です

「あした死ぬ幸福の王子」
20世紀の偉大な哲学者
マルティン・ハイデガーの思想を
小説形式で紹介する本です。


物語の舞台は中世ヨーロッパ。
ある傲慢な王子がサソリに刺されて
余命宣告を受けます。

死の恐怖に苦しむ王子の前に
謎の老人が現れ
「自分の死期を知らされるなんて
おまえはとてつもなく幸福なやつだ」
と告げます。


この言葉をきっかけに
王子はハイデガーの哲学を
学び始めます。
ハイデガーの核心的な考えは
「死の先駆的覚悟」というものです。

これは、「今この瞬間にでも自分が
死ぬ可能性があることを
自覚して生きよ」という教えです。


多くの人は「いつか死ぬ」とは
分かっていても、それを遠い未来の
こととして捉え、目の前の生から
目をそらしがちです。

でも、実際には死はいつでも訪れる
可能性があります。

ハイデガーは、この事実と
向き合う事で初めての人は
本当の意味で自分の人生を
生きることができると考えました。


もし死がなければ、人は何百年
何千年とぼんやりと生きていく
かもしれません。


でも、死があるからこそ、私たちは
「今、この瞬間をどう生きるべきか」
を真剣に考えるのです。


本書は、この「死の先駆的覚悟」
中心に、ハイデガーの他の重要な概念
も紹介しています。

例えば:

1. 現存在:人間の存在のあり方

2. 道具体系:私たちを取り巻く
      世界の見方

3. 本来的生き方:自分らしい生き方を
        見つけること

4. 良心の呼び声:内なる声に
        耳を傾けること

5. 時間(被投性と企投性):過去と
            未来の中で
            生きる現在

6. 世界内存在:世界の中で生きる
       存在としての人間


この本は、普段なんとなく
過ごしてしまいがちな日々に
新しい視点を与えてくれます。

「もし明日死ぬとしたら、今までの
人生に後悔はないか」

という問いかけは私たちに
生き方を見直すきっかけを
与えてくれるでしょう。


ハイデガーの哲学は難解だと
思われがちですが本書は物語形式で
分かりやすく解説しています。

哲学の初心者や、自分の人生について
深く考えたい方々に
おすすめの一冊です。


人生の意味や幸せとは何か
なぜ不安を感じるのか
どう生きるべきか。

こういった普遍的な問いに対して

ハイデガーの思想は新しい視点を
提供してくれます。

死を意識することで、逆説的に
より充実した人生を
送れるようになる。

そんなメッセージが
本書には込められています。


この本を読むことで、日々の生活を
違った角度から見直し、より意識的に
自分らしく生きるヒントを得ることが
できるでしょう。

「死」という重いテーマを
扱いながらも最終的には
前向きな人生観につながる
そんな一冊です。

是非貴方も手に取って
ご覧になりませんか?



   
posted by まさじい at 18:23| Comment(0) | 感動した本の紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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